コンサルティング変革事例ConsultingCase
CASE1理念経営の土台形成で強固に! - 経営理念構築・浸透コンサルティング -
組織の抱えていた課題
社員の会社に対する意識や温度差が違うことが徐々に顕在化
ここ数年、弊社の中でも「存在感があり関連会社を牽引できるような会社にしよう」という高い志が生まれ、全社員で自社について考える研修を実施したりイベントをやったりしてきました。
ただ回数を重ねると、プロパー社員と出向者との会社に対する意識や温度差が違うことが徐々に顕在化してきました。同時に手法のマンネリ化や手詰まりなど、全てが全て自社で展開するのは難しいことや、何のためにそれらを行うのか目的の曖昧化も課題でした。
そのタイミングで出会ったのがエバーブルー社の理念構築・浸透コンサルティングです。
出向者とプロパー社員が協力し合い、今一度理念を一緒に創り直すことで、出向者が入れ替わってもグループ会社の一つの企業としてのブレることのない使命=ミッションや組織価値観=バリューを軸にプロパー社員主導で会社を盛り上げていこうということになりました。
コンサルティングの経緯と結果
全員が「体感して腹落ちしている理念」だからこそ、楽しんで協力して盛り上がる体験を通じて理念を腹落ちさせる
「理念構築浸透プロジェクト」と名付け、メンバーを慎重に集めて時間をかけてプロジェクトの意義と目的目標に賛同を得てもらいました。
発足から3カ月後、エバーブルー社の合宿所で理念構築合宿を行い、創り直した理念を社員へ発表して全社員一人ひとりに自分の言葉にして考えてもらうこと3カ月。
エバーブルー社の経験豊富で実績ある手法と当社の要望をカスタマイズしてもらったため、見事に丁寧で確実に社員の賛同を得ることができました。そして全社員で『体験を通じて理念を腹落ちさせる』合宿を重ねることで、強烈にシッカリと理念を一人ひとりの心に刻み込みました。
社員自ら会社を良くしていくという意識を大切に維持・向上させていきたい
もちろん全社員合宿の後は一過性で終わらないよう、プロパー社員が主導で理念を浸透し続け理念に結束できる会社にしていくための“チーム機能”を創りのアドバイスをもらい、早速活動を始めています。
全員が「体感して腹落ちしている理念」だからこそ、出向者よりもプロパー社員の方が自分の会社感を強く持ち、楽しんで協力して盛り上がっています。今のところは大成功だと思っていますが、今後もこの活動を続け社員自ら会社を良くしていくという意識を大切に維持・向上させていきたいと思います。
お客様の声
ミドルの一言が心に沁みる
「今は”自分の会社だ”と思えます」
私は本社から出向してきたのですが、やはりプロパー社員の温度差を痛いほど感じ、彼らの“自社感”が課題だと思っていました。
ゆえに、プロパーのマネージャーメンバーとアウトドアで理念を一緒に創り直す合宿にはかなり不安と期待が交錯していました。しかし結果は想像をはるかに超えていました…
一番心に残っている彼らの言葉は「これは自分達の会社・チームだと思えるようになりました」という言葉です。この合宿を期に彼らの姿勢が驚くほどにガラリと積極的に変わったのです。
今まで会社で何かをするにしても、忙しいとか残業が…とか言っていたのに、自ら積極的に集まるようになったのです。彼らミドルの自発性の開花は、会社にとって非常に大きな力であり、他の社員への良き見本にもなります。
全社員合宿でほとんどの社員に企業の理念や想いを伝えることが出来た現在、彼らが中心になって会社を自分達で盛り上げようと頑張ってくれています。もちろん全社員というわけではないとは思いますが、ミドルをはじめとして多くの社員が、自分達の会社感覚を持ってくれた事は、今後の成長がさらに楽しみです。

