【2022年4月25日】★★NEW★★
★いよいよ、焚火研究家 丸山TAK の YouTube が発信開始!!
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これからまだまだ発信してきます!
Labo Philosophy • January 2015
Labo General Details • March 2015 - Present
■名称 : 日本焚火効果研究所 【Japan Takibi Effect Labo / JTEL】
■代表理事 : 丸山 琢真 (焚火研究家)
■団体拠点 : 東京都中央区京橋3-3-11 Vort京橋 2階 ((株)エバーブルー 内)
History of Takibi Research • January 2005 - Present
当研究所の研究原点は、代表理事である丸山琢真が組織変革にはロジックだけでなく「心理」が不可欠であると考え、
ポジティブな心理変化を喚起させる焚火を組織変革コンサルティングや教育・研修に取り入れた 株式会社エバーブルー を設立した2005年に遡ります。 時折、研修時に焚火をたく
ケースを極稀に耳にしますが、単なる合宿の雰囲気作りに過ぎないことが多いようです。しかし一方で、同社では設立以来、ブレない組織に変革する
(=組織単位の集団発達)ために 「本心・本音の状態で議論させる」ための手段として、長きにわたりコンサルティングや教育現場において焚火を取り入れてきました。
多くの経営者の間で「焚火合宿」の愛称で呼ばれながら蓄積してきた豊富な経験の「感覚知」だけに依存しないために、丸山は大学院博士課程に進学し、学術的な観点から
研究を開始しました(現在はPh.D.(博士号)取得済)。そこでは、これまで 十数年以上の事業経験を持つ「集団発達(チームビルディング)」を研究対象として文献研究と実証研究を行いつつ、
第二研究対象として集団発達を加速させる媒体としての焚火効果の研究も行ってきました。その結果、下記の【LABO WORK】に示す通り、6つの焚火効果と3つの心理作用があることを
「学術的」にも確認し、国内外の学会で発表しました。
これらの研究活動を通じて、丸山は、「焚火効果」と「集団発達理論」(振り子・循環フレームワーク(Smith 2001)を基にした「6段階モデル」(丸山 2014))を掛け合わせて、
チームの目的・目標達成のための 集団凝集性(チームワーク)やコミットメント、当事者意識、信頼関係などを向上させる、独自の新しい理論『焚火理論』を導出しました。
そして、現在は、より精緻な理論強化のための研究を継続しつつ、その新理論を国内外の学会で発表をするなど、社会における焚火理論の本格的な有効活用の発信を行っています。
こうした企業及び大学院の研究活動は日本でも例が皆無であるため、焚火が好きな人々に協力を経て、焚火の教育的効果を研究する場を設立しようと有志が集結し、
研究所が設立されました。
Labo Perspective • January 2015
世の中の焚火の様々な活動を下記のマトリクスにまとめました。当研究所の位置付けは、明確な目的x学びの領域で活動しています。
ただし、学びといっても「どの木類が火持ちがいい」とか、「焚火料理にあう肉の種類は…」とかそういった研究ではなく、また研究所の
活動に関わるイベントや親睦会など多少遊びの要素も含みますが、単なる焚火好きが集まって騒ぐ会でもありません。焚火を囲むことによって、
人間の心情や関係性にどのような効果をもたされるかを教育に転用することを目的に、当研究所のイベントなどに参加する皆さんで、焚火の効果を話し合ったり
まとめたり理論化を試みたりする、とても新しく面白くちょっと真面目な活動を主体としています。
Media Offer • July 2021
当研究所には様々な雑誌への掲載や講演会の依頼があります。これまで雑誌に紹介されたうちのいくつかをご紹介します。
お問い合わせ
しかし、なぜリラックスするのか?なぜ本音が発露するのか?
この問いに対する本質的な答えについて、学会誌からアウトドア雑誌に至るまで数多くの書物を調べました。しかし、自称焚火屋を語る人たちが
完全に各々の「感覚論」を述べているだけで、心理学など学術レベルにおける客観的な視点に基づく情報は一切ありませんでした。
そこで、当研究所の丸山は、大学院博士課程にて焚火の効果をコンサルティングや企業教育に活かす本格的な研究を始めました。彼が研究した集団発達の研究に加えて、
焚火を使った組織活性化の 教育事業を通じてアンケートを取得し、数千の定性・定量データを収集して分析したところ、焚火を囲んだときにもたらす感情への効果がわかってきました。
その結果、焚火が人間に与える効果を次の6つに集約できることに帰結しました。
●1/fゆらぎ効果とは、不規則な音(バイノーラルビート)が脳の視床下部に採用して自律神経のバランスを調整し、過剰な交感神経の高揚を押さえてリラックスをさせる効果です。
●色彩効果とは、焚火の色~橙色・黄色等~が、心の開放・自信・積極性が増大し、自然とピュアな気持ち・本音・素の状態にリセットする心理的効果です。
●焦点効果とは、囲む人は火を見ながら話を聞いていることが多いため、話し手もメンバーの目を見ずに話ができることから、本音を話しやすくする効果です。
●閉合効果とは、火を中心に囲んで過ごす「閉じられた環境」により、このメンバーの一員であるという所属感やこの場を過ごす特別感から強く親和性を感じる効果です。
●接近効果とは、お互いが寄り添いあって火を囲む物理的距離感(プライベートゾーン)の短縮から、親和性が高まり心を許し、安心感を醸成する効果です。
当研究所では、これらの6つの効果がそれぞれ「リラックスさせる」「気持ちを開放する」「所属感を高める」という作用があることを突き止めました。すなわち、
「リラックス作用」「解放作用」「所属作用」の3つが複合的に相まって「安心感」をもたらしていることがわかりました。
こうして長年にわたり「焚火を見るとどこかホッとする…」の理由を、社会心理学の観点から導出することに成功しました。
Mail Magazin
日本焚火効果研究所では、焚火がもたらす心理作用についての疑問や質問を募集しています。
全部を解明したり正しく説明できるわけではありませんが、送っていただいた質問にはできる限り考え、時には分析したりしながら回答したいと思います。
また、「こんな効果はある?」「こんな作用があると思うんだけど?」という声も喜んでお受けします。
少しでも焚火がヒトにもたらす効果を、皆さんと共に探求していけたら幸いです!Message
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ありがとうございました。